光回線はどれがいい?

光回線を利用する時にまずチェックしたいポイントは、通信品質、各種費用、提供エリアの3つ。

このポイントについて見てみると・・・

  通信品質 各種費用 エリア
フレッツ光
光コラボ
auひかり
地域限定回線

こうみるとauひかりがバランスのとれており、無難に利用できる回線なのではと思います。

もちろん、「 これで決まり!」という訳ではありません。

使いたくてもエリア外では意味がありませんし、動画を余り見ないユーザーなら速度にこだわる必要がないので光コラボがお得に。
また、選ぶプロバイダによってもサービスに違いが出てきます。

まずは、それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルに合った回線を選びましょう。

通信品質

光回線を利用するにあたり、まず気になるのが通信品質ではないでしょうか。

ADSLと違い光ファイバーを利用した回線なので、信号を劣化なしで遠くまで転送できるという優れた特徴を持っています。
しかし、実際には同じ回線でも速度に違いがあります。

よく「○○にしたら速度が遅くなった・・・」「○○だけど結構速い!」など様々な口コミを目にする為、本当は何処の回線が良いのか迷ってしまいますね。

ただ、この様な口コミを見ると感じることは、“通信速度に正解はない”という事。

速度が遅い原因は、回線を提供する事業者側にもあるのでしょうが、
回線を共有するユーザー数、通信環境、自宅内での通信環境、パソコンのスペック、LANケーブルや機器・・・など
挙げればキリが無く、しかも複雑に絡み合っています。

速度が速いと評判のNURO光でも、「期待して変えたけど、遅い・・・」という口コミだって目にします。
逆に光コラボでも速いというユーザーも。

こうなると「使ってみなければ分からない。」となってしまいますが、
少しでもリスクを避けるためには通信品質評価の高い回線をおすすめします。

各種費用

料金は安い方が良いに越したことはありません。

光回線は料金が高いというイメージがありますが、
2大回線であるフレッツ光、auひかりで言えば、戸建てタイプで月に5,000円前後、マンションタイプで4,000円前後が相場になります。
後は、セキュリティなど契約状況により+@の料金がプラスされるので、実際はもう少し高めでしょうか。

でも、最近のスマホの大容量プラン(20GB)で6,000円位ですから、そう考えるとお得かも。
いずれにせよ、“定額で使い放題”という事を忘れてはいけません。

わざわざ大容量のプランにしなくても外ではネットやSNSを中心に、自宅では動画やアプリ更新のダウンロードを中心にと使い分ける事で全体にかかる通信費を減らすことが出来ます。

エリア

こればかりはどうしようもありません。

でも、引っ越しが多い環境なら広いエリアの回線を選ぶと今後の手続きも楽になります。

他にも、プロバイダのSo-netは、フレッツ光、光コラボ、auひかり、NURO光と一通りの光回線を提供しています。
もしエリアが変わった場合に使っていた回線が無くても、プロバイダは変えずに馴染みのサービスを使えるというメリットがあります。

この様な将来を見据えた選択も大事ですね。

光回線の良さ

光回線は、何台機器を繋いでも定額ですから、家族で繋いだり、友達で繋いだりとデータ容量を気にせずに楽しむことが出来ます。

調査によると、
固定ブロードバンド回線で大容量コンテンツを利用するユーザーは5割以上もいるそうす。

これは、
無線LAN接続をしてWi-Fiスポット代わりにも利用しているスマホユーザーが増えたからと予想されます。
動画やゲーム、ダウンロードなど使いすぎるとすぐに通信制限がかかってしまいそうなコンテンツを自宅で利用しているんですね。

スマホの普及率が目覚ましいですが、大容量コンテンツを利用するには、まだ光回線に分があるようです。

残念ながら、パーフェクトな回線はありません。
大容量コンテンツを快適に楽しむ為にも、まずは速度から重視して検討してみましょう。