速度で選ぶおすすめ光コラボ

 

光コラボは、今までと同じサービスで料金が安くなるので、おすすめです。
しかし、光回線に求められるのは”回線速度”であり、残念ながら光コラボを提供するプロバイダは、回線速度については評判が余りよろしくありません。

しかし、全ての光コラボが遅い訳ではなく、しっかり速度が出ているプロバイダもあります。

確実に速い光コラボを選ぶには

光コラボの回線の速度は、 プロバイダごとの混雑具合や所持している基地局の数によっても変わるので、「この光コラボは速いのか」は実際に契約してみないと解らないのが現状です。

しかも、都道府県によって速度や混雑具合が異なる為、当てになるのは県内のユーザーの口コミ。
更に同じプロバイダ、つまり周囲の自分と同じ条件のユーザーの回線の速度を知る必要があります。

そんなピンポイントの口コミ情報を見つけるのも大変です。

そこで注目が集まったのはIPv6提供の光コラボになります。

速度でおすすめの光コラボ

では早速、IPv6に対応した速度が期待できる光コラボを紹介します。

@nifty 光

老舗のプロバイダが提供する光コラボ

月額料金

ファミリータイプ マンションタイプ
5,200円 3,980円

IPv6対応サービス

サービス名 v6プラス
月額費用 0円
備考 対応ルーターが必要

 

v6プラスを提供するプロバイダは幾つかありますが、大手なら@nifty。
利用するには、申し込みと、対応機器であるNTT東西の提供するひかり電話ルーターか一部のブロードバンドルーターが必要です。

 

BIGLOBE 光

IPv6オプションで快適に

月額料金

ファミリータイプ マンションタイプ
4,980円 3,980円

IPv6対応サービス

サービス名 IPv6オプション
月額費用 0円
備考 対応ルーターが必要

 

IPv6オプションはv6プラスの流れをくむBIGLOBEで提供しているサービス。
自社で構築・運営しているのが特徴です。技術的にはv6プラスと同じ。
利用するには、申し込みと、対応機器であるひかり電話ルーターかBIGLOBEでレンタルしているブロードバンドルーターが必要です。

 

ドコモ光

IPv6対応プロバイダも選べる

月額料金

ファミリータイプ マンションタイプ
5,200円 4,000円

IPv6対応サービス

サービス名 v6プラス
月額費用 0円
備考 対応ルーターが必要

 

唯一プロバイダを選択できるのがドコモの光コラボ。
IPv6対応プロバイダである@niftyやBIGLOBEも含まれているので、速度も期待できる。
他にも、GMOとくとくBBがIPv6に対応しており、こちらだとWi-Fiルーターを無料でレンタル出来ます。
月額料金は同じですから、オプションなどのサービス内容からお好みで選んでみてはいかがでしょうか。

 

SoftBank光

元々の回線の速度にも定評あり

月額料金

ファミリータイプ マンションタイプ
5,200円 3,800円

IPv6対応サービス

サービス名 IPv6高速ハイブリット
月額費用 500円
備考 光BBユニットへの加入

 

ケータイのキャリアでお馴染みのSoftBankが運営している光コラボ。
IPv6に頼らなくても速度が出ていると評価の高い口コミが多数。
ソフトバンクユーザーならケータイ料金が割り引かれるセット割がありますが、他のユーザーにもおすすめできる光コラボです。
IPv6を利用する為には、専用ルーターがレンタル出来る光BBユニットへの加入が必要。

 

DMM光

料金設定低めの光コラボ

月額料金

ファミリータイプ マンションタイプ
4,820円 3,780円

IPv6対応サービス

サービス名 v6プラス
月額費用 0円
備考 対応ルーターが必要

 

光回線事業初参戦のDMMですが、速度面でも評価が高い。
自社で提供しているDMM動画とDMM電子書籍はプロバイダ直結でダウンロードが速いです。
@nifty光と同じv6プラスに対応しており、こちらを利用すれば速度向上が期待できます。
料金も安めなので、通信費を少しでも抑えたい方はコチラ。

 

IIJmioひかり

格安SIMのパイオニア的存在

月額料金

ファミリータイプ マンションタイプ
4,960円 3,960円

IPv6対応サービス

サービス名 IPoEオプション
月額費用 800円
備考 自前で対応ルーターを準備

 

格安SIMではパイオニア的存在であるIIJmioが提供する光コラボ。
IPv6サービスを利用するには、月額料金が発生する事と自前で対応ルーターを準備する必要がある事から、他の光コラボと比べると利用しづらい所も。

 

なぜ速度重視ならIPv6なのか

IPv6でIPoE接続方式と言われるものは混雑を避けてネットへつなげる仕組みになっています。
これだと「混雑を避けてつながる分、速度が速い」と言う訳です。

速度が遅い原因は、混雑だけではないのですが、これが解消されると大幅な速度アップが期待できます。
ただし、IPv6が速いと言われるのは、このIPoE接続方式ですから、注意してください。

光コラボを選ぶ際には、万が一遅くてもIPv6(IPoE接続方式)で対応出来るサービスを提供する光コラボを選ぶことをおすすめします。

それが紹介した光コラボになります。

IPv6対応光コラボはまだ少ない

IPv6に対応している光コラボは、まだまだ少ないのが現状です。
これから対応する光コラボも出て来ると思いますが、利用する場合、まずIPoE接続方式かどうか確認することが先決。

光コラボは同じ光コラボというくくりでも、新しい光コラボへ乗り換える為には一旦解約扱いになり、改めて次の回線に申し込む必要があります。
この場合、解約金や初期費用など余計な出費がかかる事に。

そんな事にならないようにする為にもIPv6を提供しているかは、失敗しない選び方として重要なポイントになります。

速度重視の光コラボの選び方

速度を重視するならIPv6 IPoE接続方式を提供している光コラボを選べば良いことが分かりました。

ここで紹介した主なIPv6 IPoE接続方式を提供している光コラボの中からどれを選ぶかも迷いどころではありますが、自分が利用しているスマホに合わせればスマホのセット割が適用されて、より安く利用出来ます。

例えば、ドコモユーザーならドコモ光、auユーザーなら@nifty光、 BIGLOBE光、SoftBankユーザーならSoftBank光を利用すればOK。
もし、スマホのセット割にこだわらないなら月額料金が安いDMM光の選択もアリ。

そもそも光コラボはなぜ遅いのか

先程の繰り返しになりますが、光コラボの回線の速度は、プロバイダごとの混雑具合や所持している基地局の数によっても変わります。
混雑しているなら基地局を増やせば良いと思いますが、なかなかそういう訳にもいきません。
これは、光コラボに限った話ではなく、フレッツ光自体の話でもあります。

更に、光コラボでは、サービス開始直後から一気に勧誘を始めたものだから、ユーザーが殺到しました。
プロバイダもそれに対応できずアクセスが集中しさらなる混雑を招き、光コラボは遅いという評判が広がった訳です。
問い合わせてもつながらないなどの苦情も殺到した事から、益々光コラボのイメージが悪くなりました。

当時、実際に遅い光コラボが多かったですが、大手プロバイダなどは対応に乗り出し、最近では段々と使いやすいサービスになってきています。
だからと言って、速度が保証された訳ではありません。

「口コミだけの評判だと心配だ」という方は、IPv6を提供しているかに注目して光コラボを選んでみてはいかがでしょうか。