フレッツ光で利用するルーターは購入・レンタルのどちらも選択出来る場合があります。
購入には通信費の節約、レンタルには選ぶ必要がないと言うメリットがありますが、オススメは購入になります。
ただ必ずしも購入の選択が出来るわけではなく、契約内容によっては、この選択をしない方が良い場合も。
ルーターが必要な人
購入?レンタル?選び方
まず気を付けたいのは、ひかり電話を利用する場合。
専用ルーターが必要となり、これはレンタルとなります。
つまり、ひかり電話を利用する時点で購入の選択肢がなくなる訳です。
この「ひかり電話を利用するかどうか」と「NTT東日本か西日本のエリアの違い」により、考え方が変わってきます。
NTT東日本の場合
フレッツ 光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプを契約するとホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)と無線LANカードをレンタル提供します。
このレンタルを選択しない手もあるのですが、
レンタルありだと、2年単位契約(中途解約金あり)だが月額料金に割引が適用され安くなる
レンタルなしだと、2年単位契約なしだが、月額料金が高い
という事になります。
これは、月額料金で言えば、 戸建てタイプで800円、マンションタイプで100円 高くなります。
フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ 通常料金 |
フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ 通常料金 |
|||
16契約以上 プラン2 |
8契約以上 プラン1 |
4契約以上 ミニ |
||
レンタルあり | 4,600円 | 2,950円 | 3,350円 | 3,950円 |
レンタルなし | 5,400円 | 3,050円 | 3,450円 | 4,050円 |
こう見ると、戸建てタイプだとレンタル、マンションタイプなら購入した方が良さそうです。
ひかり電話を利用する場合
ひかり電話には専用のルーターが必要となり、一般的にはレンタルになります。
この時、Wi-Fi機能は別料金となります。
月額料金は回線の種別や契約内容によって違いますが、無料~750円の間。
参考:NTT東日本公式サイト |
一般的な契約だと、Wi-Fi機能ある・なしで月額300円も違いますが、この機能があればスマホやゲーム機など複数台のWi-Fi機器を接続出来るので、付ける方をおすすめします。
⇒Wi-Fi機能追加料金を節約する方法
NTT西日本の場合
NTT西日本の方は
ひかり電話を利用しない→ルーターを購入
ひかり電話を利用する→レンタル
で考えてみてはいかがでしょうか。
月額350円(ルーターのレンタル代が250円+Wi-Fi機能が100円)でWi-Fiルーターが利用可能。
市販のWi-Fiルーターが5,000円もあれば購入できることを考えると、レンタルする必要はない気がします。
利用する期間にもよるので、2年以上利用するのであれば購入を考えましょう。
ひかり電話を利用する場合
ひかり電話には専用のルーターが必要となり、一般的にはレンタルになります。
Wi-Fi機能は別料金となりますが、この機能があればスマホやゲーム機など複数台のWi-Fi機器を接続出来るので、付ける方をおすすめします。
ひかり電話を利用する事でルーターのレンタル代がかからず、Wi-Fi機能が100円加算されるだけ。
負担も少ないので、レンタルで良いでしょう。
参考:NTT西日本公式サイト |
Wi-Fi機能を付けないで市販のWi-Fiルーターを
少しでも通信費を節約したいなら、Wi-Fi機能を付けないで市販のWi-Fiルーターを追加する手もあります。
これはひかり電話を利用する方に有効であり、確かにWi-Fi機能だけでも何年もレンタルしていれば、いずれは購入した方がコスパ的には安くなります。
この時、ひかり電話専用ルーターとWi-Fiルーターと二つのルーターとなるのですが、これがあまりお勧めできません。
これには、ポートの開放や固定IPアドレスの割り当てなど専門的な設定が必要となり、導入するには少しハードルが上がるからです。
要は、ひかり電話専用ルーターはそのままに、購入したルーターはWi-Fi機能のみを利用する様に設定する訳ですが、設定がうまくいかなければ、通信障害が発生し、使えないアプリや不具合が生じます。
これを「二重ルーター」というのですが、設定に自信がある方はお試しください。
「二重ルーター」や「ポート開放」などでググれば設定方法がでてきます。